CM16 SR-S 内部分解&カスタム



一日ゲームで運用しマルイスタンダードと互角の動作性能を確認してきましたので・・・・
弄ります♪(ぉ
分解方法はアッパー分解手順以外はマルイM16/M4系のまんまなので経験ある方は飛ばしちゃってくださいな(笑)
コンセプトとしてはサイクルアップ、射程向上、命中精度向上、(迷彩塗装M4が有るので)真っ黒仕様w


今回用意した部品は以下の通り
黒パラコード3m(ハンドガードに巻く)
イーグルハマー1100モーター
ProWin製アルミチャンバー
ファイヤフライ製電気くらげ(甘口)
WII TECH製ピストン
マルイ純正ギア/シリンダーグリス
LayLax製純正比ステンレスギアセット
昔自作したタペットカム
メーカー不明の多分1Jスプリング


取り合えずフロントのピンを抜き(完全には抜き切れない仕様です!無理に叩くの厳禁)
アッパーを前にずらします、ボルトストップボタンが引っ掛かるので指で起こしながらずらすと簡単に分解できます。



分解するとまず目に入るのがブルーアルマイトのシリンダーです、マルイ純正では画像赤丸の部分は角に成っており
応力集中でクラックが入りやすいポイントでしたが、G&Gは対策として角を削りこみRを付ける事で応力を分散させる工夫がされていました、
まぁ、割れるときは割れるんですが・・・



アッパーを外したので今度はストックを抜きます。
かなり奥に有る+ネジを外しますがその辺にあるドライバーだと届きません
180mm位奥に有るのでベッセル等のグリップが先細りしているドライバー以外は
長さ200mmクラスの長いドライバーが必要となります。
(写真の物は300mmクラス)


ネジを緩めたらストックをゆっくり引っ張ると抜き取れます
動力ケーブルは分割できますが、FETと繋がる信号線が抜けないので
ケーブルはストックと繋がったまま分解しちゃいます(メンドイので)


取り合えずグリップの中身、配線はこんな感じ、
ケーブル抜くときは線を引っ張らずに端子をラジオペンチなどで摘んで取る様にしないと折れまっせ
*写真のモーターはEG-1000


モーターを抜くとメカボ/グリップを繋ぐネジが2本見えるので
磁力付きの2番+ドライバーで外します。
もう二箇所穴があり、ねじ山も切られていますね、ココまで作っておきながらナゼ2本しか止めないんだか?



ネジを緩めるときウッカリ押す力が弱いまま廻して舐めてしまった・・・
舐めてしまったネジは基本使わない事、後で外せなくなって破壊する羽目になるので(経験者)
M3×10mmフランジ付き鉄ネジ



気を取り直してマガジンキャッチボタンを分解。
六角一本緩めるだけで分解できるが、部品が小さいので仮組みしておくこと。



トリガーピンを抜きます、ピンポンチが無い場合は六角レンチなどを当てて抜くことが多いいですが
ズレて怪我したり上手く力が入らなかったりするので安物でも持っていたほうがイイデスヨ

製品全てか組み立て時のものかは知りませんが私の物は写真の方向には抜けず
右側から打ち抜く仕様になっていました



トリガーピンの片側に抜け防止のチェッカリングが有ります
どちらの方向で打ち込まれたものが来るかは神のみぞ知る・・・・

テイクダウン時に抜くピンは抜け留めにOリングが入っていました。



セレクターをセミオートポジションにしてメカボックスを上に引き抜きます
モーター端子側が引っ掛かるので無理な力を掛けない様に。



取り出されたメカボックス、マルイとの大きな違いが3つ程
1.マルイの物は右側にネジが有りますがG&Gは逆の左側にネジ            
2.マルイは+とT10トルクスの混合でタッピングビス有り、G&Gは全て+ミリネジ   
3.マルイは6mm樹脂製軸受け(HCではオイルレスメタル)G&Gは8mm真鍮軸受け



一箇所封印ステッカーが・・・まぁ関係ないけど!(笑)


うっは(汗)ひっくり返すの忘れて開けた結果中身バラバラにwww
配置は全部知ってるから問題ないですけどねw

内部もマルイVer2のまんま、パーツも互換性があるのが有り難い
もうマルイのOEMで良くない?
トリガースイッチがマイクロスイッチ化されている点と軸受けのサイズ以外は



主要な部品を並べてみた
妙にカラフルなシリンダー以外はその辺のお店にあるようなパーツ



とりあえずセクターギア、スパーギアは重量、質感、切削痕から鉄製と思われる
だとすれば下手なカスタムギアより良い物が入ってる事になるが・・・
ギアのエッジ部分は接触逃げの為か?Rが落とされていた、ラックギア側のRni意味が有るのかは謎
べベルギアは逆転防止ラッチ5枚で材質は一般的な焼結金属と思われる。


ピストンは後ろ2枚目のギアがピストンクラッシュ対策済みの物、材質は不明なれど構造に問題は見受けられない
ピストンは交換せずこのままで行けそうだ。


後方吸気ピストン標準搭載、固定ネジは裏から+ネジ一本
有る意味カスタム済みといってもいいのかもしれない、強化ギア、後方吸気ピストンヘッド



亜鉛合金??材質不明のメッキされた金属製スプリングガイド
特に問題は無さそうなのでこのまま利用します



シリンダー周辺パーツ

ブルーアルマイト済みのアルミシリンダーと微妙テーパードシリンダーヘッド
低価格のエアコキライフルがプラスティックやアルミシリンダーだった事を考えればこのままでも問題ないだろう
アルマイトされている事だしコストパフォーマンスは良好でしょ
同サイズのテフロンコーティングシリンダーに変えても殆ど性能差は無いだろう


今回の銃はバレル長200mmと短いので360mmクラス用のシリンダーからPDW用のKM企画?のテフロンシリンダーに取り替えます
まぁ、有った物を適当にチョイスしてるので適切かどうかは分かりませんがw


シリンダーヘッド、左がG&G。右がマルイ純正
どちらも樹脂製の同等品ですがG&Gはチョッとだけ排出口にテーパーが有ります
このテーパー意味有るんですかね?パーツとして使った事も有りますが殆ど差が無かったんですが・・・


上がG&Gの標準スプリング、下がどっかの1Jスプリング
G&Gはバビョ〜ン!!とビビリ音がすごいがどうやら短いせいの様だ



左:G&G製 右:Laylax製
ほぼ互角の可能性があるので変える必要性は余り無いと思いますが、慣らし済み&余ってるのでLayaxのに交換します
G&Gのギアは予備に取っておきます。


Laylaxのセクターギアに自作のタペットカムを装着



24mmのポンチ(シリンダー内径相当)でポロンスポンジ5mm厚を抜きます
100mm×100mmサイズでホームセンターのゴム売り場で180円程、アルコール、パーツクリーナー厳禁


24mmで抜いた物の中央を7mm〜10mmポンチで打ち抜きます・・・・感で
右3個はOK、左3個はう〜ん微妙にずれてNG品、10mmに拡張すれば使えます。


今回はマルイ純正をベースに改造して利用します、標準のラバーをドライバーで取ります
新しいヤツは中々取れないんですが、さすが10年もの(笑)ボロッと取れましたw


外周をカッターで切り取り、フラットに仕上げます


シリンダーヘッド側はエタノールやパーツクリーナーで洗浄し、揮発させてからポロンスポンジクッションを貼り付けます
ポロン標準の粘着テープでしっかり張り付くので接着剤不要。


純正より+3mmかさ上げと成りますが、スプリングテンションの掛かったピストンで圧縮されるので実際は+0〜1mm程度でしょう
ピストンギアの後ろ2枚目を削り落とすピスクラ対策されていれば問題なく、秒34発のハイサイクルでもノントラブルかつ消音で耐久性も非常に高いのでお勧めです


ギアのみ組んでシム調整したら全パーツを組み込んでメカボックスを閉じる。
今回グリスはマルイ純正を利用した、何気に優秀なグリスなんですよね。


1.ノズルはタペットプレートにちゃんと嵌っているか?
2.逆転防止ラッチはちゃんとベベルギア側に掛かっているか?
3.タペットプレートのスプリングは取り付けたか?

↑組んだけど撃てなかった・・・良く有るチェック項目w↑


フレームに配線を通したらまず、セレクターをセミオートにしてトリガーからフレームに入れていくと簡単に入る
ボルトストップも分割チャンバーも干渉しないので非常に楽な銃だ


マガジンキャッチボタンを組み込み、トリガーピンを打ち込む。
半分ぐらいはヌルリと入る筈なので無理やり叩き込まない事
軽〜くコンコンと打ち込むだけでOK


このピンも忘れずに、チョッと硬かったのでハンマーで打ち込んだが、慎重に行う事。


分解時に舐めてしまったネジの長さはM3×10mm・・・


ネジ箱の中に市販のM3×10mm鉄ネジが有ったのでワッシャーかまして使う事とした、
ワッシャーが別になるのでグリップ組み付け時メカボックスの中に落とさぬよう注意
機会があれば純正などのフランジ付きネジを買っておきたい。
ステンレスネジだと磁石付きドライバーにくっ付いてくれないので鉄ネジ推奨


せっかくなので4本締めてみた
もしメカボックス側のネジ山を舐めてしまったらM4ネジに切り直すしかないので無理に締めないように
*なお、次世代M4はM4ネジに拡張しているが、そろそろねじ山が馬鹿に成り始めた模様(汗)


配線を挟まない様FET基盤側を軽く引っ張りながら組み付けてネジを締める



配線はチューブ内に回してコイル状にしながら押し込んでいく、棒などで奥の配線を押してやるとズルリと入っていく
後でバッファチューブ内にスティックバッテリーを入れるので無理やり押し込んだりはしない事。


手持ちのモーターがゴロゴロ出てきたw
右下のがG&G純正モーター、回転数、トルク共に他の製品より低スペックなので何かに交換は確定、
ハマー1100は回転数はそれ程でもないがトルクが非常に高くスプリング圧縮時の負荷に強い
EG-1000は総合バランスに優れたモーター、どの銃に使ってもまず間違いない
EG-30000はマルイのハイサイクルシリーズ搭載高回転モーターであるが故に

ノーマルに組んでLiPoを使うとこうなる事が有る。
ショートストローク化されておらず、スプリングテンションが足りない為
ピストンが前進しきる前にギアが回ってきてしまいクラッシュした例だ(次世代M4の物)
今回は1Jスプリングへの交換+ピストン内にスラストベアリング(3〜4mm嵩上げ)を入れたので
多分逝けると踏んでEG-30000を組む事とした。




バレルを抜いたチャンバー、チャンバーについているスプリングはパーツボックスあさって出てきた適当なスプリング
マルイ純正では付いてるのにG&Gには付いていなかったのだ。
アルミチャンバーへの交換を行うため、流用する部品はブッシュと真鍮リングのみ

丁度マルイ純正ジャンクバレルが有ったので気持ち延長して210mm位のバレルを作ってみた
アルミバレルも悪くはないんだけど・・・・ねぇ?
純正タイプの一点支持パッキンでもそこそこの精度で出ていたしアルミバレルも汚れや磨耗が無ければ十分使えますね。
ま、真鍮があるんだから交換交換ww


PROWINのチャンバー、電気くらげ、真鍮バレルに組み替えた。
純正チャンバーキットは倉庫行き・・・・

ノズル突入口の設計がシビアでノズルが接触していた、
リューター+紙やすりで内面を研磨しスムーズにノズルが突入出来るよう調整する事とした。

ココまで組んで測定した所、 *初速が75mまで低下してしまいましたw
シリンダーヘッドの底上げも有った為、容量不足になってしまったようです。もっぺんバラして組み替えます

LayLax製NBシリンダー、容量は純正より僅かに減る加速スリットの物が転がってたので利用
外周のねじ山(メーカーいわく放熱フィン)はゴミが詰まる以外の役に立つのだろうか・・・


取替え中・・・あれ?ぱっと見純正の部品があんまりないw


再測定したところ0.2gで初速約94m/sとレギュレーション内ではかなり高めのセッティングとなった
・・・あれ1Jスプリングだよなぁ・・・??




ハンドガードを分解してみた
ネジ3本外すだけで抜き取れるが、ガッチリ固定されており不安感は無い



アルミハンドガード単体の重量は95gと非常に軽い。
レールシステムだと300g位するんじゃないだろうか?
追加できるレールもポリマー製の軽量レールが出回っているので必要に応じて追加すると幸せになれる。


追加するオプションが特に無く、対応レールカバーもイマイチ気に入らないのでパラコード巻きにしてみた
購入してきた黒パラコード3mを1mずつ3本に切り分けて左右、下部の3列に適当に巻いていきます。
巻いた最後が困った、縛っても綺麗にならないし後で解けなくなってもヤだし;
ロープワークとか詳しい人ならもっとカッコイイ巻き方出来るのかな・・・
コスタ撃ちとかで有名な実銃画像の中でもこんな感じのパラコード巻きは使われていました。


手芸店で紐止めを3個買ってきました。
1個120円、形状の違う物なら2個180円等いろいろ種類は有りましたが、これが薄く済みそうだったので購入。



紐を通してギューっと引っ張ったら適度な長さにカットして端面をライターで溶かして解れ止めにします



3列とも処理完了、余った紐はレールの穴に押し込んじゃいます、もうチョッと長く残しても良かったかな・・・
構えてみたが紐止めが邪魔になる事も無い、これで700円以内なのだw


外観はこんな感じになりました、パラコード巻いたグリップは持った感じも中々良く、
バリケード等との接触時にクッションになってくれるでしょう。
カラーを変えてワンポイントにするのも良し、そして安い!w

ハイダーを外して替わりにスリムサプレッサー150mmを取り付けました。
ポロンスポンジのクッションと小容量でもサプレッサーが有る事で破裂音が抑えられ
簡単にエアガンの消音化が出来ます、ギア&モーター音はメカボックスを防音材で包める機種で無い限り消せませんが・・・
お座敷の人でも消音化すると部屋撃ちの音が抑えられますよー



次世代SOPMODと並べてみた
サプレッサーのせいで全長は互角に成ってしまいましたが圧倒的に軽い
ストックの稼動域もG&Gの方が広く身長180の身としては有り難い限りです、
後はダットサイト乗せるぐらいしかやる事ないなー



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