8.立ち上がりの加工


さてさて、今度はブレイドの始まりにして終わりの場所、立ち上がり部分の加工です。
大事な部分なので集中力の有る時に作業しましょう。


ピンボケしていますが、ブレイドを削りだしたときにベベルストッパーで止まっていたブレイド立ち上がり部分です
角になってしまっていますのでこのまま完成してしまうとブレイドのしなりに耐えられず、応力集中で折れてしまうので
力を曲面で分散させて受けるように丸めていきます。

ちょっと見難いかも知れませんが、段差部分を曲面に加工したところです。
ベベルストッパーをズラして丸やすり(今回はチェーンソーヤスリ)等で角を落としていきます(ちょっと深く削ってしまった・・・)
ここは難しいところなので慎重に行いましょう。
丸棒ヤスリの先端のみを使う等工夫して作業しましょう。

両面とも同じように加工します(こっち面は上手く入ったゾ♪)
最後の方ではヤスリは滑らす程度に軽く掛けないと後で修正するのが大変な傷が残ります。
まぁまぁ、上手くいったかな?
深く掘りすぎず、ブレイドの平面と自然につながるように上手く加工していきましょう、
ナイフショップでは平ヤスリの角を丸めて刃を作った立ち上がり専用ヤスリがあります。\3800
お好みのRに成るように丸棒ヤスリでも半丸ヤスリでもOKですよ!



両面を削り終わるとこんな感じに仕上がるはずです、ベベルストッパー無だと両面の立ち上がりが、
前後にズレたり、おかしな角度になってしまいがちです。



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