16.ハンドル接着


はめ込みが出来る様に加工されたハンドル材をまずは片面から接着していく
通常ハンドルの固定にはボルトやカシメピンを使用する、今回はシュナイダーボルトと呼ばれるボルトで締め付ける方式なのだが
どちらかと言うと接着メインでピンやボルトは補助的なものと考えた方が良いかもしれない。


市販のエポキシ接着剤を掘り込んだ溝とヒルトとの接点に塗りこみ、ナイフ本体をバイスでしっかり固定
木材表面に溢れた接着剤は硬化して凸凹が出来ると邪魔なので拭き取り、完全に硬化するまで24時間置いておく。


24時間後、もう片面を仮組みして、邪魔になる接着剤を除去したらボルト穴を空ける(今回は5mm)
このまま組んでしまうと折角書いたハンドルのラインがわからなくなってしまうので、
おおっざっぱに外形を切り出しておく。
そのままノコギリでも良いのだが、曲面が多く、厚手の板材を真っ直ぐに切るのが苦手なので
ナイフの切り出し同様にドリル穴を開け、糸鋸で切って行く。


この様に切り離した、端材は最後の表面処理のテスト用に使うと便利。


さらに木工やすりで鉛筆のラインより一回り大きく残して形を整える、持ってみると丁度良さそうな感じであった。
この後もう片面を接着材多めで接合し、バイスなどで挟み込んで余分な接着剤ははみ出して来るがそのまま硬化させる




戻る


inserted by FC2 system