P-90延長ストック内蔵型10.8V1700mAhバッテリー




今回購入したのは写真上のバッテリーです、10セル12Vの物ですが小型なので黄色い8.4Vバッテリーと大差ありません。
購入価格は\6800、大型飛行機ラジコン屋で手に入ります。
他には田宮から1700MPと言う商品名で7.2Vパックが販売されています。


上の写真の右が通常のラージセル、左が今回のものです。
直径は同じですが高さが4/5のサイズで放電性能も高く内部抵抗が低め(5.5mΩ)なのでいい感じ、


前回同様シャントで2セルずつ連結していきます、今回は半田付けの際にペーストやフラックスを使ったので、
割とキレイに出来ました、右の写真は終端のケーブルを繋ぐ為にL型ターミナルを使っています、
どちらもYOKOMO製で銀メッキの物です。


シャントですが下が加工前、上が加工後です。
セルの端子に面接触できるようにペンチで曲げてあります、柔らかいのでかんたんですよ。


TOP製のP-90延長ストックにバッテリーを入れるのですが、バットプレートロックのツメが邪魔なので、
ナイフでこじって外します、これは接着されているだけなので後で付け直します。
*赤丸の2箇所を外しました。

2セルセットごとに内蔵してみて、角度を確認したら隣り合うセルも接続します。
ストック内は6セル入ります、ケーブルは14Gシリコンコードです。

こちらは本体のミニバッテリースペースに入る3セルです。
6+3=9セルなので10.8V
今回セル間を半田で「ダイレクト半田付け」と言う作業をしていますが、難しいやり方なので
実際に製作される方は製品状態の銀板が挟まれた状態のままチューブを掛けたほうが良いでしょう。

組みあがった状態の写真です。
*写真のものは10セル12Vの状態です。

こちらが本体に組み込んだ状態。
10セルのタイプですがこれでもプレートを加工すれば入ります。
*実際には9セル10.8Vで構築し、1セル分の開いたスペースがストック=本体側セルの分離用コネクタなどの
配線スペースになっています。

ちなみに上の写真が10.8Vラージバッテリーを組み込んだ状態、外見上は特に変わりません。
このようにバッテリーの構築を考えると高性能なセルを内蔵することも可能になったりしますので、
バッテリーの内臓で困っている方は参考にしていただけると幸いです。


*現在はLiPo等のコンパクト高電圧大容量バッテリーも出回っている為昔ほど困る事も無いかと思います。



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