ガスタンクの製作
通常のガス銃で使われるリキッドチャージ式の液化ガスを溜めて置き気化ガスを安定して確保する為
ストックに内蔵可能なリキッドタンクユニットを作って行きます。
*最終的に真鍮25mmパイプに旋盤で引いた真鍮の蓋を銀ロウ付けした物をタンクにし、
蓄圧室はアルミ製40mmに蓋をアルミ硬ロウ付けした物で製作しました。
3mm圧の真鍮版の上にM4用加速シリンダー (マルイ純正真鍮製)を二個乗せてステンレス針金で 縛って銀ロウ付けを行う部分にはフラックスを塗っています 写真の物は気化室と成ります。 2mmでもいけると思いますがネジきりの事を考えると 3mmは合った方が確実だと思います。 |
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二つのM4シリンダーの加速スリットを合わせて 一つの気化室とします。 側面から銀ロウ付けして気密を取りますが 隙間に成ってしまいそうな部分には真鍮線を落しこんで 一緒にロウ付けしてしまいます。 |
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右側にあるのはフルサイズシリンダーを利用した リキッドガスタンクです、同じように作り 気化室と繋ぐパイプは外径7mm内径6mmと 外径6mm内径5mmの真鍮パイプを組み合わせ 肉厚を稼いだものをバーナーで炙りながら曲げたもの。 タンクの側面に差し込んでロウ付けを行いました 右側のタンクは作業後に磨いてありますが 作業終了後は表面が酸化皮膜で覆われるので 左側のように成ります。 |
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こちらは全体的に磨き終わった状態です、 実はロウ付けが完璧ではなく一部機密漏れを起こしたので この後2回もロウ付けし直して磨いています(汗) 写真右がストック、左が前方に向くように配置され 上下位置はこの通りです、 ガス注入ノズルは左タンクの下に付いています。 |
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上の写真はメネジを切る工具、通称タップと呼ばれている工具です。 ネジ直径5mm用(M5)の物ですが下に写っているものが標準的な並目のM5×0.8ですが 上に写っているのは特殊な細目の品でM5×0.5の物です。 KSCの93R用ジャンクマガジンから取り出したノズルを使うのですが、直径、ピッチを調べらところ特殊なものだったので 直径5mm(コレはノギスで測れます)、0.5ピッチ(ピッチゲージと言う測定器もありますがM3×0.5と合わせた所同じ幅だったので) の物を東急ハンズにて取り寄せてもらいました、納期は一週間で\350程と安く簡単に手に入ります。 ハンズ以外でもタップを取り扱っているお店ならば代理店に注文できるはずなので取り寄せは可能なはずです。 *ガスガン用ノズルはネジ規格がおよそ3種類あるようですマルイとKSCの物は合いませんでした・・・調べたところ 1、タナカ、WA、新日本模型 2、マルシン、デジコン、KSC、MGC 3、マルゼン、コクサイ、KHC、マルイ 大雑把にこの3種類に分かれているようです、(つまり今回使ったのは2番) |
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上の写真は番外編(笑)一番簡単な方法で1m物のアルミ平方菅を切断し、5mm厚のアルミ板をエポキシたっぷりで はめ込み、側面から2mmのピンで全箇所をカシメて作った初期の物。 二個の接続にはニップルを使いました、しかし一部に実験の為エポキシ以外の素材を流し込んで 気密を取ろうと横着な事を考えた斉でその部分が気密漏れ(笑)破棄したものでした。 上手く行ってればコレが正式採用される筈だったんですよね・・・(しみじみ)失敗して良かったのかも(笑) |