22.革シースパーツの切り出し



まず、前回作成した型紙を切り出し、革に貼り付ける。
表裏どちらに貼り付けて切り出すのが正しいのかは不明、今回は裏に貼って見た、
メインの型紙の下に張って有るのはナカゴの部分です。
所々弱めの両面テープで貼り、カッターナイフにて切り出していく。



切り出された皮、深い角の部分は丸型の彫刻刀などで打ち抜くように繋いで力学的に弱い部分を作らないように注意して切り出した、
使用したレザーは4mm厚の牛皮、厚みがあるのでよく切れるカッターでゆっくり切っていきましょう。


図面で書いたラインを折り曲げる部分に転写し、角型の彫刻刀などで曲げ易いように切り込みを彫る、
深すぎると曲げて乾いた後、先端側から割れてしまうのでやり過ぎはNG
曲げを行う前に水を染み込ませて柔らかくしてから曲げます。。


曲げたら乾くまで癖を付ける為にクリップなどで留めておきます、
本式は専用の物が有るのですが、いちいち購入していられないので\100の文房具クリップです
傷を付けないようウエスをクッションにして挟んでいます。



乾いたらナカゴとナイフを入れて収まりを確認します。
ヒルトの掛かりの部分は少しきつめに作っておけば使っているうちに丁度よく成ります。



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