ショートストロークピストン



*このページを作成した頃以降ハイサイクルが増え、ショートストローク対応ピストンも多く販売されるようになりました
無理に加工しなくてもまともな製品が出ているので其方をご利用ください。
(アレな製品は粗方淘汰されたかと思います)


ショ−トストロークピストンとはピストンの後退量を減らし、前進/後退時間を短縮し、連射速度を向上させるものです。
ただし、スプリングテンションを使い切れなくなるので強化スプリングを入れて補わないと初速低下します。


写真上がショートストローク4枚落とし、下が純正状態です、
加工品は軽量化していますが今はギアの部分だけを見てください。

右の写真では3枚落しの為にまずギアの上部分を削り落とし、
カッターで切り込みを入れながら切ります。
入れ歯落ち込み防止レール部の為端を少し残して置いて下さい。
これが切り取った状態です、入れ歯を入れてもこのままでは入りません、
レールを創っていないので当たり前ですが・・・
写真の入れ歯、上が加工前、下が加工後
ストッパーになっているツメを削り落とします。
上の写真のように入れ歯が入るようにレールを削って作ります、使用する工具はリューターか角彫刻等が良いでしょう。
余談ですが上の写真の削り方はひとつ失敗しています、下記を参照してください。
失敗と言うのは樹脂製ギアを切り過ぎた事です。
左の図の赤点線で描かれた誤位置というのが上の写真のことなんです・・・;
このまま気が付かなく組んでしまうとセクターが噛みこみ、
最悪ギアクラッシュを起こすことも有ります、注意してください。
リューターに使ったビット達です、これらはセットになって売っている
細工用なので入手は楽ですね、使ったのは左側のやつです。
最後に組み立てた物に入れ歯のスペーサーとして1mm厚のプラ板
もしくはアルミ板を切り出して差し込んでいます、
これが無いと使用時にずれていってしまうので・・・・
右の写真のものは上で失敗したので4枚落としに作り直しています。




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