東京マルイ製 SOPMOD M4専用バッテリーを9.6v化

今回のバッテリーは従来のモノと違い、専用のコネクター(と言うかケース)が必要になる為、
純正のバッテリーが必要になります。単に二個目のバッテリーを安く作りたいだけならお勧めしません。

今回の目的

*サイクルアップの為7セル8.4v⇒8セル9.6vに変更
*メーカー不明のマルイのセルから有名なインテレクト社製のセルに変更し
  信頼性を向上(実容量に不安が有るため)

今回使用するバッテリー(セル)は飛行機ラジコン店から購入した10セル12Vのバッテリー
定価\6300-を期間限定で\4000-と9.6vの物より安く出ていたので購入しました
電動ガン用として売られているものでも中身が良いセルなら何でも構いません、
お店によっては割高になるものも有るかもしれませんが。
今回購入したものの容量は1400mAh、市販で1600mAhのモデルも出回っているようですが
セルのサイズに確証が無かったので今回は知ってる物にしました、サイズが一緒なら1600mAhのが良いですね。

まず純正バッテリーを分解します。
用意するものは精密+ドライバ、カッターナイフ、ラジオペンチ

モナカ構造なのでまず表面のシールの分割部分をナイフで切ります(内部のセルまで傷つけないように注意)
切開したら今度はバッテリーからネジを外します、外から見えるのは4箇所ですが
赤いステッカーの下に2箇所ネジが隠れているので指で探ってナイフなどでシールに穴を開け
ここのネジも外します(計6箇所です)
シールはバッテリーを挿した時、バットプレートとの接触面にも黒いシールが張って有るので
ここも剥がすか切開して下さい。


次に外装を取り外しますと写真の様な状態になります


ご覧の通り、ガワは左右対称なのに7セルしか入っていないため、もう一セル入れるスペースが有ります
ここに一セル追加すれば良いわけですが。

*マルイの良く判らないセルは7個しかない
*こういう場合、基本的に同じメーカーの同じロットのセルを使わないと安定しない
以上の理由で純正のセルは撤去し、今回取り寄せたセルと総入れ替えを行います。
(純正のニッケル水素は絶縁して保管し、別の機会に使います)
余ったセルは組み立てて他のガンの予備にしてもいいと思います。

*一応、現時点で「フォートレス」のショップカスタムバッテリーとして
セルを継ぎ足した9.6vバッテリーが\4980-で出ていますが、これの中身は多分
マルイのセルだと思うので、予備バッテリーとして買おうかな?っとは思っています。


↑購入したセルのパッケージを切開して剥き出しにします。

純正のセルを取り出して、端子同士が接触しないように注意しながら張り替え用のケーブルを用意します。
セル数の違いで赤コードが足りないので、黒コードと同じ長さのケーブルを用意します。
*黒コードを測る時、コネクタ側の収縮チューブで隠されている分も計算に入れ無いと足りなくなります。
今回使用したのは手元に有った20Gシリコンケーブル、細いと思いがちですが
本体のレール配線や標準シャントの事を考えたら十分でしょう。
・10セル有ったので後端の2セルを切除し、8セルにしました。


一寸見ずらいですがコネクタにつながっていた赤コードを剥離させました、この後張り替え用の赤ケーブルを
半田付けして、その次に黒ケーブルも張り替えます(コネクタが小さいので万力などに挟むとやり易いですよ)

張り替えたらきっちり絶縁します、チューブは端子の付き辺りの所まで差し込んで、長さ足りていることを確認したら収縮。


バッテリーのマイナス極に黒コードを、プラス極に赤コードをそれぞれ半田付けする、
セルに盛られた半田が溶けにくい場合は無理をせず、市販の半田を一度追加で盛り付けてから
半田コテを当てると溶け易いです、くれぐれも熱の掛け過ぎには注意。70w以上のコテを使いましょう。

仮配置をしながらセルに標準で付いてきたシャントを曲げて双方の接触面に半田を流しておいてから位置を合わせて
ラジオペンチなどで抑えながら半田結合させる。写真の反対側も同じように。
*標準のシャントだとセル側はスポット溶接されているので半田コテでは取れませんので安心して半田付け出来ます。

最後にこのように組み立てて絶縁や配線をチェックします、一寸キツイ所も有りましたが収まります
蓋を閉めてしっかりネジを締め、テスターで通電確認取れれば出来上がりです。
9.6v1400mAhですが測定値では10.61vとなりました(正常です)
作業時間は30分程で完了



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