VSR-10互換FRPストック製作
〜二個目〜


一つ目のストックはデザイン上の問題で破棄に成ったので新規に作り直します。
今回、不要に成ったプロスナイパーユニットを型に利用しています、
勿論洗浄すれば元通り使えますが・・・。


まずレシーバーユニットから不要なもの(トリガーボックスを含む)を外し、
適当なグリスを塗りたくります(使用したのはAZ万能グリース)
コレは剥離材の変わりです。


写真の左はガラスエポキシのFRPプレート。
写真右の様にサランラップを板の上に敷きチョプドストランドマットを乗せ、
黒顔料を混ぜたポリエステル樹脂を染み込ませます。
(写真の物は硬化してしまったものです)


サランラップの上に引いたFRPが硬化しきる前にレシーバーに載せ、型を取ります。
この状態で硬化するのを待ち、硬化後に不要部分を切り落とします。


硬化後に切り出し、必要な穴などを空けておきます。
この状態でレシーバーにはめ込むと「パチン!」とはまってくれます。

FRP板を切り出し、トリガーボックス周りを囲うように箱を組みます。
この後エポキシパテで隙間を埋めて箱を補強します。


その後FRP板を追加してグリップ周りの骨組みを組、チョップド1層張って強化させています。

グリップにチョップドを2枚巻き、サーフェースを一枚被せています。
使い捨てビニール手袋を使い、構えた状態と同じように握りこみ、有る程度硬化が始まったら
手を離してそのまま硬化させました。
割と簡単に競技用ライフルのような個人専用グリップに成型できます。

さらに前方にFRP板を延長させ、レールを埋め込む為にアルミアングルを瞬接で仮固定しています。

ストックのレールを使ってポンプアクションを可能にするため、3mm厚のアルミ板を曲げ加工してピッタリのサイズに合わせました
これは骨組みに成ります、レールにはまるのは真鍮のパーツです。
*3mm板が売っていなかったので3mmLアングルを一刀両断し、二枚の板にした上でアルミを銀ロウ付けしました
このロウ付けは5段階評価で一番難易度が高いそうです(汗)



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