VSR-10互換 FRPフルスクラッチストック





まず、チャンバー前、レシーバー前部、後端の3箇所にマスキングしてオイルを塗っておきます、
その上にガラスクロスを適当なサイズに切って乗せ、ポリエステル樹脂で固めます。
これが銃本体の乗る機関部の基礎に成りますので、チャンバー前部(アウターバレル保持)の部分は
マスキングテープ積層してフローティング出来るように隙間を作ってください。

硬化後、FRPの上にプラ板、木等をRに合わせて削り込んだ物を4枚(前1枚、中央2枚、後1枚)
真っ直ぐに並ぶように瞬間接着剤で仮固定します、なお、必要な幅はマガジンの幅と同じ、もしくは少し広めです。


写真が無いのでだいぶ飛ばしていますが、側面に板を瞬間接着剤で固定し、基本的な構造が出来たら
エポキシパテなどで接合部を強化しておきます、この時点で本体を載せられるかどうか確認しながら行ってください
後はデザインに合わせて高さを調整し、調整します。
なお、作業上側面の木にも一枚FRPで補強しておくと楽です。

杉板をH字型に接着して強化した物を骨に使って成型して行きます。
今回はピストルグリップタイプでしたので丁度良い角度に瞬間で固定し、H型の間にガラスチョップマットを敷き詰めて
樹脂を流し込んで「これでもか!」ってぐらいに骨を強化しています、これを元に回りに木板などで積層して太くし
グリップの形を作って行きます(ただし、2回りは小さく作ってください)
引き続きストック方面への骨を同じように伸ばしておきます。
ポリパテを乗せて形状を修正し、ガラスマットを巻きつけて樹脂を染み込ませ、外骨格を成型します
この時点で本体を乗せても平気な強度に成っていますが、まだ下地です。

写真のように乗せられる状態に成っていれば問題ありませんね、機関部の下も木板もしくはFRPプレートで蓋をします。
まだ、マガジンキャッチ部は付けていません、トリガーガードもストック依存で作ってしまいます。
VSRオリジナルからネジ1本でトリガーガードを取り外して使います。
写真はプロスナユニットですが、Gスペユニットにも対応しています。

構えられる状態に成っています、後ろの可変式バットプレートも自作品。
シリンダー後ろの突起はFRPを型で作った部分、デザインですね、テストで着色樹脂、
カーボン素材等を利用してみています、なお裏面(左側)はすでにFRP積層による強化が済んでいます。

ストック後端部分、たまたま有ったガラスエポキシプレート削り出しで取り付け部分を作りました、
まだ仮固定なので無茶は出来ませんが構えのテストは十分出来ますね。
このガラスエポキシプレートは、電子回路などに使われる基盤の元です。

平面的なストックにスペーサーを入れてとりあえず板を張ってシルエットを作って見ました
・・・・バットプレートのシャフトを避けるんでイメージのイラストと違ってきてるなぁ(汗)
上に写っているチークピース部分は可動式にするかこのまま固定にするか思案中・・・ちなみにバルサです



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